Painted Blank

-Assortment-

いま、世界中で廃棄される洋服の量が社会問題となっています。

その量は日本だけでも年間およそ100万t。枚数に換算すると実に33億着もの洋服が廃棄され、もちろんその中にはまだ着られる洋服も多く含まれており、日本の衣類リユース率の低さが指摘されています。

そんな洋服が溢れかえるこの現代社会で、洋服を販売する立場にあって、いま一度「洋服が持つべき価値」を再提起すべく立ち上げたのが、Painted Blank -Assortment- です。

ゆえに、製品において素材の生産元からその原材料まで「洋服における品質」を徹底的に追求するファーストラインに対し、こちらは洋服が抱える問題意識、洋服を消費する側のモラルなど「洋服における価値観」に重きを置いた別ラインとなります。

Painted Blank -Assortment- では、廃棄されるはずの洋服のみを一点一点解体し、各服の魅力を慎重に見極めながら、生地の配置からパターン、縫製に至るまでの全工程を、完全手作業で行います。

独自の理念に基づき再構築された製品は、無論すべてが一点物。ひとつとして同じものはありません。

果たして洋服の価値とは、何をもって決まるのでしょうか?

Painted Blank -Assortment- でリリースされるすべての製品をもって、私たちはその問いを投げかけます。

※Assortment… 米国商学者ロー・オルダーソン氏が提唱した商学用語で、もともとは人の消費活動を構成する「財の組合わせ」を指す言葉。